東京の野鳥たち

浮間公園のササゴイ観察〜雛の様子と生態

 板橋区 浮間公園のアクセスと地図

 

浮間公園の行き方

JR 浮間舟渡駅[出口]徒歩1分。
改札口でたら目の前の信号を渡るとすぐに「浮間ケ池」がみえてきます。
駅を背に池の右側が「ササゴイ」を観察するのに見やすいことが多いですが、
浮島は動くので行ってみてから確認すると良いと思います。

ササゴイの生態

前回行った時は、雛に会えなかったのですが、今回は5羽+巣立ち前のひな(数羽)に会えました(6/21訪問)

ササゴイの幼鳥ササゴイの幼鳥

鳥たちの姿を見ていると、つい「どうしてだろう?」と疑問が溢れてしまう「なぜなぜおばさん」の私です。大好きな鳥に出会うと、必ずその生態を詳しく調べて、鳥たちの日常にあれこれ思いを馳せています。
生態が分かると、普段の観察がもっと、ずーっと楽しいです。

今日は、そんなササゴイの生態のお話と合わせて、今回撮影した写真たちをご紹介します。

1.ササゴイの基本生態と特徴

まずはササゴイの基本的な生態(渡り、食べ物、繁殖など)を一覧表でご紹介します。
私が疑問に思ったこと、浮間公園に関する事も掲載しています。

項目 ササゴイの生態・特徴
分類・渡りの区分 夏鳥(春に日本へ飛来し、秋には東南アジアなどへ渡る渡り鳥)
浮間公園には4月〜飛来します。
主な食べ物 魚類(アユ、オイカワなど)、カエル、甲殻類、昆虫など。擬餌(ぎじ)捕食を行うことで有名。
※浮間公園の雛たちは小さな魚やみみずを食べていました。私は大きな魚をゲットしたのを浮間公園ではみたことがありません。
繁殖期 5月〜8月頃(集団繁殖地「コロニー」を作ることもある)
浮間公園では複数のペアが浮島の上の木に巣を作っています
一度に産む卵の数(子供の数) 3個〜5個(通常は1腹で4個前後)
※浮間公園の1組目のひなの数は五羽2組目は不明(現在巣立ち前)

2. ササゴイのオスメスの見分け方(雌雄識別)

ササゴイは雌雄同色(しゆうどうしょく)の鳥であり、外見だけでオスとメスを100%完全に見分けるのは非常に困難です。

この子はオスなのか、メスなのか?
  • 体の大きさ: オスの方がわずかに大きい傾向がありますが、個体差があるため単体での識別は不可能です。
  • 行動での識別: 繁殖期に巣の素材(枝)を運んでくるのがオス、それを受け取って巣を組むのがメス、といったペアリング時の役割行動から判別するのが最も確実です。
    浮間公園でもよく見るとオスの顔の色や形などの特徴で見分けることが可能です。

3. 繁殖期だけ見られる「目の色(虹彩)」と足の変化

普段のササゴイの目は鮮やかな黄色(淡黄色)ですが、繁殖期の最盛期(婚姻色)を迎えると劇的な変化を見せます。

  • 目の色(虹彩): 普段の黄色から、一時的に鮮やかな赤色(または暗赤色)へと変化します。(ちょうど5〜6月は目の当たりが赤くなっているのが確認できます)
  • 足の色: 普段は黄緑色〜黄色ですが、こちらも赤みがかったオレンジ色に染まります。

※この婚姻色はペアリングが成立し、営巣が本格化すると徐々に元の色へと戻っていきます。カメラに収めるなら春先から初夏にかけての限られたチャンスとなります。

この木のよこに巣立ちしていない雛たちが隠れています。

4. ササゴイの子育て|雛にいつまで餌をあげる?

ササゴイのペアは共同で抱卵と子育てを行います。
浮間公園でも5羽の雛がいますが、すでに親から餌をもらえず各々で取っているようですが、なかなか魚などをとるのが難しいようでいまだ魚をとったところをみたことがありません。いつもお腹をすいているようで親鳥からまだ餌をねだるようなそぶりもみれます。

母ちゃんぼくたち餌まだとれないよぉ。ごはんちょうだいよぉ。親鳥がくると一斉に「かーちゃん」っていってるみたい。(雛たちが向いてる方向に親鳥がやってきたばかりです。)

抱卵から孵化(ふか)

卵を産んでから約21日〜25日間、親鳥が交代で卵を温めます。
浮間公園では木の上でみえないところに巣があり、雛も生まれてすぐは見えないことが多いです。たまに木の中を双眼鏡で除くとチラッとみえることがあります。

 

巣立ち雛の鳴き声

 

巣立ち雛の鳴き声

▶︎をクリックしてみてね♪

ササゴイの雛

巣立ちの時期と給餌期間

  • 孵化後〜約3週間(巣立ち): 雛は孵化してから約20〜25日で巣から出て、周囲の枝を歩回るようになります(これがササゴイの「巣立ち」の段階です)。
    浮島のあたりを兄弟で忙しなく動くのでこの辺りから毎日観察することが可能です。
  • 餌をあげる期間(給餌期間): 巣から出た後も、しばらくは親鳥が周囲で餌(吐き戻し)を与え続けます。完全に自分で狩りができるようになり、親から独立するのは孵化後およそ30日〜40日頃(約1ヶ月強)です。

木の上をよく見ると奥から小さな雛がみえたので、まだ巣立っていない幼鳥がいるようです。これからまた巣立ったら浮島もまた賑やかになりますね♪たのしみです♪

ササゴイの雛(兄弟同士で仲良く過ごしています)

ササゴイの親鳥

親鳥は子供たちが巣立ち自立を見守っているようで時には遠い場所へ飛んでいってしまったりしますが、必ず帰ってきて様子をみています。

ササゴイのおもしろい風貌(たまには育児も一休みさせて〜)

「ササゴイ」が大好きなので次は、オイカワを狩るササゴイに会いに入間川へ行きたいと思います♪(といっても、ベスト3に入る野鳥はたくさんいます)

 

POSTED COMMENT

  1. あきぽん より:

    隊長こんにちは!
    浮間公園探検お疲れ様でした( ̄∇ ̄)/
    ササゴイの子供たちめちゃくちゃ可愛いです!(*゚▽゚*)
    都内にはいい公園がいっぱいありますね〜
    急に暑くなってきたから体調崩さないように気をつけてください

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