コアジサシ

野鳥からのメッセージ(コアジサシたちの生態)

コアジサシファミリーに再会

先日、コアジサシ夫妻の抱卵とコチドリの雛にあってきましたが(以下リンク)再度二週間後に様子を見に行ってきました♪

あの子がいるあの海へ

電車に揺られて40分ほど。千葉の海岸は遠いような近いような・・・・🚃🚃🚃

でも今回の荷物は三脚を持っていったので重たく(約五kg超え)で慣れないリュックで行ってしまったため、ちょっとだけバテました。

私はバッグがショルダーなら重たいのが持てるけど、リュックになるとモテなくなる変なタイプです(˶→ө←˶)みなさんは、リュック派が多いのではないでしょうか?(と勝手に想像)

いいショルダーのカバンがほしい今日この頃です♪

千葉の海岸に到着

朝7時に海へ到着🏖

空は曇っているけれど、時間が早いのでウィンドサーフィンしているひともビーチバレーをしている人もいなくてとても静かな海です。

その静かな海の上空にキュリリリ・・・キュリリリ・・と鳴きながら可憐に舞うコアジサシたちの姿・・・・❤️

特徴的な綺麗な声・・・風をきるようにヒラヒラと飛ぶ姿。

本当にうつくしい・・・・・・❤️

空抜けですが実は私はすきなんだな。

それに先日来た時よりもコアジサシ達の数が増えています♪わ〜い❤️

でも最近風が強かったり、雨がふったり、コアジサシたちは無事なのかな。先日の九州の豪雨とともに心配でした。

コアジサシの雛たち

ご存知、コアジサシはオーストラリアから春に日本に渡ってくる渡鳥です。

春にコアジサシが渡ってきた姿をみると「よくきたね♪」というほっとした気持ちになります。

それに「本当に南半球からやってくるの」という感動!

渡り鳥のそれは毎年変わらず感動します。

KEIKO
KEIKO
「コアジサシの生態」また掲載しちゃうよ。
コアジサシの生態
  • 春になるとオーストラリア・ニュージーランドからはるばる1万kmもの距離を飛んで日本へやってくる。
  • 海岸の砂浜や河川の河原・中州で繁殖。
  • 通常2〜3個の卵を産み、卵は3週間ほどで孵化(卵からかえる)。
  • ヒナは生まれて20日間くらいで飛べるよ。
  • 9月には家族でオーストラリアへ渡っていく、さようならの季節
  • 風を切るような飛翔をする。

「絶滅危惧種II類」

そして、忘れてはいけない大切なこと。

コアジサシはかなり深刻なレベルの「絶滅危惧種II類」に指定されています。

「絶滅危惧種II類」とは、「絶滅の危険が増大している種」

このままで行くと絶滅の可能性が高い生き物です。

実際に、コアジサシは孵化しても巣立つのは1割くらいだと言われています。ほとんど成鳥になれないという現実があります。人為的なこと(人間がそばによったり、コロニーに入ったり)、工事の影響、もっとも多い天敵(カラスや猛禽類)による影響があるようですが、1割という数字に驚愕します。

環境省レッドリスト2019

雛の誕生おめでとう❤️

先日は3個の卵を抱卵していたコアジサシのお母さん。今日はお母さんのそばに2羽の雛❤️

孵化して4日目だそうです。残りの1個の卵はまだお母さんが抱卵していました^^

赤ちゃん
赤ちゃん
海岸にいる人々が見守ってくれたからよ♪みんなありがとう♪
赤ちゃん
赤ちゃん
そんなママのお腹の下はあったかくて気持ちいいよ。
真ん中にうずらの卵のような丸いものみえる?3番目の赤ちゃんが入ってる❤️

お母さんとお父さんはだいたい30分に1回は雛に魚をもってきてあげていました。

パパごはんおそいよぉ♪
長男
長男
パパご飯まだかなぁ。。

次男
次男
きっともうじきくるよね・・
後ろに見えるのはお父さんではなく隣にすむお父さんです。
次男
次男
あ、パパきた〜〜♪ちょうだいちょうだい〜♪

雛ちゃんは、一瞬にしてお魚をスルっと美味しそうに食べてしまいました🐡

まるで人間がそうめんを食べるように・・・・・・ෆ(˶≻▽≺˶)ෆ

パパがまたお魚を取りに出かけると、ままのお腹にすっとはいってひたすらパパを待つ赤ちゃん。

時々ママのお腹から飛びでて羽をパタパタすることもあります♪

KEIKO
KEIKO
これがまた反則級のかわいさだね❤️

 

シロチドリ

先日も抱卵を続けていたシロチドリさん。

じつは長い間(抱卵期間をとうに過ぎている状態)抱卵していてもしかしたら・・・・という声があがっていました(´•̥ ω •̥` )

その後も雛の姿は見れなかったようです。とても残念です。

シロチドリもコアジサシと同様、「絶滅危惧種II類」です。

次は可愛い赤ちゃんが見れる事をたのしみにしています。

シロチドリママ
シロチドリママ
またこの暖かい海岸で可愛い赤ちゃんを産むからね♪

 

環境省レッドリスト2019

 

ぼくたちからのお願い🐥

春から夏にかけて海岸にいったら、砂浜にロープがはられているところがあります。その中にはもしかしたら、ぼくたちコアジサシたちの雛や卵がある可能性があります。

卵も雛も砂と同化してしかも小さいため、人の目ではとっさにぼくたちだと気づかない可能性があります。

夏の間はロープ内には入らずどうかみなさんでぼくたちの子育てを見守ってくれますか?^^

秋になったら子供達とオーストラリアに戻って、翌年の春にこの海岸で再会できることを楽しみしています♪

 

このような看板があったら協力お願いします。

ウミスズメ

浅瀬に突如現れた珍しい鳥さん。2羽でいました^^

この時期にここにいるのは珍しいそうで迷ったのかな?

怪我はしてなさそうだったけどなんとなく元気ない気もしましたが水中を泳いで魚をとっていたので大丈夫かな♪

この子も以下の通り絶滅危惧種に指定されています。

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ひたすら、浅瀬でプカプカ浮いていたウミスズメ くん♪

貴重な出会いでとてもうれしかったです^^

こちらもウミ(にいる)スズメෆ(˶≻▽≺˶)ෆ

営巣がふえた♪

ここの海岸ではコアジサシたちがいくつも営巣を始めています。昨年は数が少なかったのですが今年は昨年より多いそうです。とてもうれしいことです。

卵を温めているママにパパがごはんを♪(別のファミリー)

この鳥たちがもっと子孫を増やせるよう、雛が育つよう、いい環境を人が作って(実際は自然をこわさないこと)いけたらうれしいですね。

つくづく、一人一人が意識をもち疑問を持ち立ち止まることが大切だなと感じました。

(私は野鳥に出会ったきっかけで立ち止まることができました。)

検見川浜のカワウさん

なぜ絶滅したらだめなの?

現代の絶滅は今までありえなかったスピードで起こっているようです。

人の進化と人の活動がその主たる原因となっています。

わたしたちは便利さと引き換えに本当に大切なものを失っています。

私たちの生活は、自然の恩恵なくして成立しません。日々の食糧はもちろん、水、燃料、繊維、木材、薬にいたるまであらゆる原材料やエネルギーを人間は自然の資源に依存しています。

自然連鎖のしくみは「生態系」と呼ばれ、そこでは多種多様な生きものがそれぞれ大切な役割を担い、相互に影響しあってバランスを保つことで、地球の環境を支えています。

私たちがこのことについて何も考えず、このままダメージを与え続ければ、それは生態系の危機によって人間の生存が脅かされるという形で自分に返ってきます。

smtb.jp/withyou

たとえば、私たちの一番身近なスマホの自然破壊

 

店で売っているもの、流行っているもの、国がすすめたものを私たちは何も抵抗なく購入しています。

自分たちで考えて、選択して、行動すること。

自然に対する自分の軸をもって未来のため、自分たちの子供の子供の子供・・・・・・・・が生きる、ずっと未来の地球を想像して、生きていきたいと思います。

 

 

POSTED COMMENT

  1. あきぽん より:

    人の歩くスピードが速すぎるのだと思います。
    もっとゆっくりと自然や鳥たちと歩幅を合わせて歩いていけば、きっとコアジサシの親子の可愛らしい姿やプカプカ海に浮かぶウミスズメを未来の子供たちにも見せてあげられると思います(*´ω`*)

    • Wildbird_Keiko より:

      本当に言う通りだとおもいます。わたしもいまのスピードについていけません。そんな願いをもってずっと鳥たちと携わっていきたいです^^

  2. iyahaa より:

    keikoさん、こんにちは
    大変残念なニュースですね。
    http://www.nagano-np.co.jp/articles/50322

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